温泉360°(旧ページ)

日本の温泉地の観光からビジネス、ランキングなどさまざまな情報をお届けします

温泉360°

下呂、別府、和倉、月岡、湯村温泉他、人気温泉ニュース【温泉地 Biz+(12/4週)】

今週も人気温泉地からの最新ビジネス情報をお届けします。
地域活性、地方創生につながっていくことを期待しています。

今週は温泉100選2021の上位3温泉地からの記事が並びました。

じゃらん、ホテル・旅館100選の最新ランキングが発表になりましたね。
近日中に最新の「にっぽんの温泉100選2022」も発表になると思います。

群馬|草津温泉(にっぽんの温泉100選2021:1位)・伊香保温泉(同15位)・万座温泉(同27位)・四万温泉(同43位)・みなかみ18湯(同51位)

温泉のアイコンも入ったナンバープレートデザインが決定

朝日新聞デジタル」から、群馬で導入される予定のクルマのナンバープレートのデザインが決定したというニュースです。

サムネだと左右が切れるので、改めて画像を掲載します。


©群馬県

温泉だけでなくゆるキャラ、山もデザインされています。
地元愛は高まりそうですが、どれくらい宣伝効果があるんでしょうか。
レンタカーのナンバーがこのデザインになっていると、県外の方も意識する気もしますが、すでに観光目的あって訪れていますしね。

メタバース内のクルマにこのナンバーがついていたら、意識しそうですね笑

他のエリアで温泉のナンバーがあるのか調べたところ、大分ではすでに2018年から導入されていました。
デザインは温泉一本で行っており、さすがおんせん県ですね。


©大分県

審査をパスしたら2023年10月頃から交付されるそうです。
吾妻郡(草津、万座、四万)、渋川市(伊香保)、利根郡(みなかみ18湯)は群馬ナンバー管轄エリアのようです。
群馬ナンバーの他に前橋、高崎ナンバーもこのデザインを共通して使えます。

岐阜|下呂温泉(同2位)

温泉街で着物のレンタル店がオープン

中日新聞」の記事です。
下呂の温泉街に着物のレンタル店がオープンしたという内容です。

温泉街の充実している下呂であれば、とても映えそうですし、街が華やぎますね。
開発の進む温泉街のメタバースでもこの雰囲気があるとワクワクしそうです。

湯巡りをしづらいのが難点でしょうか…
着付けをできる方がいたらなんの問題もありませんが、一緒に巡る方になかなかお願いしづらいかもですね。

本物志向の方からは怒られてしまうかもしれませんが、
・浴衣のように着用するつくり
・羽織るだけのつくり
こんな感じだと、外湯との親和性も高そうです。

温泉街のほぼ中心にあります。

温泉街での新しいビジネスは楽しみですね。

大分|別府八湯(同3位)

ヒラメの養殖に温泉を使い実験

大分放送」から生産量日本一の養殖ヒラメに温泉を使う実験が行われているという記事です。

実験が行われているのは佐伯市ですが、別府市にあるサラビオ温泉微生物研究所が関わっています。
今回の記事で、改めて企業を調べて、企業名が変わっていたことに気が付きました。
以前、お付き合いがあった頃は、サラビオ化粧品という企業名でした。

どれくらいの期間の実験で結果が出るのかはわかりませんが、期待したいですね。
「美肌の湯」「胃腸病に効く湯」「眼にいい湯」など、さまざまな称号のある日本の温泉を観光コンテンツだけでなく、健康面でアピールできるようになると、世界からの注目も高まりそうです。

個人的には"世界遺産押し"よりも"効能"で押せるようになることを期待しています。

 

温泉をテーマにしたオリジナルアイテム・ソングを発表

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2022/12/07/JIT202212070819

大分合同新聞」から、別府温泉をテーマにしたオリジナルアイテム、オリジナルソングが商品化されているという記事です。

企業・施設の宣伝ではなく、温泉地をアピールする商品として盛り上がって欲しいですね。

アパレルのレトロ感を若い層が面白がって着用してくれるようになるとSNSでもバズったりするチャンスがあるかもしれませんね。

オリジナルソングのCDも発売されるようですが、YouTubeで聴くことができます。

やっぱりまだCDがいいのでしょうか。
アパレルを含めて若い層に興味を持ってもらうために「盤」以外も準備したほうがよさそうですけどね。

石川|和倉温泉(同10位)

世界農業遺産体験のモニターツアー実施

中日新聞」から加賀屋が世界農業遺産を体験する旅行ツアーの商品化にむけて、モニターツアーを実施したという記事です。

私は「世界遺産(ユネスコ無形文化遺産)」もそれほど興味がなく、温泉記事を調べていなかったらさらに遠いものでした。
今回の記事で「世界農業遺産」も活用されていることを知りました。

公式サイト(英語版)はこちらにあります。

日本では13の地域が認証されています。
そのエリアと温泉100選の温泉地を調べてみました。

宮城県大崎市 鳴子温泉(にっぽんの温泉100選2021:21位)
新潟県佐渡市
・石川県能登地域 和倉温泉
山梨県峡東地域 石和温泉(同66位)
静岡県わさび栽培地域 修善寺温泉(同37位)
静岡県掛川周辺地域
岐阜県長良川中流域 長良川温泉(同28位)
滋賀県琵琶湖地域 おごと温泉(同79位)
和歌山県みなべ・田辺地域
徳島県にし阿波地域 祖谷温泉(同76位)
大分県国東半島宇佐地域 
熊本県阿蘇地域 阿蘇温泉郷(同84位)
・宮崎県高千穂郷・椎葉山地域
ー出典:農林水産省世界農業遺産とは

8地域も温泉地と重なりました。

「体験」は国内外で求められつつありますし、ご当地の「食」にもつながり、もっと活用できそうな気もしますね。

加賀屋の行ったモニターツアー以外にも「しいたけ」が対象になっています。
海外の方々は日本の「Shiitake mushroom」の味をどう感じているんでしょうか。
個人的に、私は…汗

新潟|月岡温泉(同19位)

東北電力が支援するプログラムで温泉街にリニューアル店舗がオープン

「FNNプライムオンライン」からのニュースです。
東北電力が支援する「東北・新潟の活性化応援プログラム」で選ばれた企業による空き物件を活用した店舗がリニューアルするという内容です。

空き店舗、廃墟など、温泉街で求められるネガティブな面の改修は全国で直面しています。
誰が出資してその改修を行うべきか難しい中、こういった支援はありがたいですね。

このプログラムで支援されたプロジェクトが直接、スポンサーに還元されることはないでしょうが、もうちょっと戻せるようなスキームが構築されるといいですね。
必要に応じて地域特性をいかして、狙うはIT系企業でしょうか。
あまり深く考えず「企業型ふるさと納税」でよさそうですが笑

兵庫|湯村温泉(同68位)

温泉地をPRする「温泉男子」のメンバーが決定

サンテレビ」から、湯村温泉をPRする「温泉男子」のメンバーが決定したという記事です。

湯村温泉のある新温泉町にゆかりのある4人が選ばれました。
「温泉男子」なので当然男性です。

ターゲット層は、美肌効果から女性層で、その理由から男性を選んだそうです。
どれくらいのコストを掛けて露出していくのか、楽しみです。

今は女性向けに必ずしも異性をキャスティングする必要はなさそうです。
3次元ではなく2.5次元にしてシェアされるコンテンツを開発するのもありかもしれませんね。

動画では温泉に限らず、女性が露出したほうが視聴回数は稼ぎやすいのは多くのYouTuberがコメントしています。
もちろん視聴回数が全てではなく、視聴料(広告)収入、案件による収入を考えると、男性露出も評価が上がります。
今回のキャスティングもどんなデータにつながるのか、結果を分析してこの次にもつながるといいですね。

その他

  • 対象となる温泉地は観光経済新聞による温泉ランキング「にっぽんの温泉100選2021」です。

  • 温泉地名は温泉100選に則っており、掲載はランキング順です。

  • 温泉地情報はスマートニュース、グノシー、dニュースといったニュースアプリで掲載された記事です。

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。