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奥飛騨温泉郷、熱海、山代、みなかみ18湯他、人気温泉ニュース【温泉地 Biz+(11/27週)】


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今週も人気温泉地からの最新ビジネス情報をお届けします。
地域活性、地方創生につながっていくことを期待しています。
地熱発電✕温泉地」のニュースが気になりました。

大分|別府八湯(にっぽんの温泉100選2021:3位)
熊本|阿蘇温泉郷(同84位)

金融機関による、エリアをまたいだ観光ツアー企画発表

TOSオンライン」(テレビ大分)からの記事です。
2024年秋、複数の観光地が連携してのツアーが企画予定という内容です。

推進するのは大分県信用組合で、対象となる観光地は見出しの温泉地に加えて、宮崎の高千穂町です。

温泉地・観光協会・旅館組合目線ではなくお客様ニーズをとらえるにあたり、こういった金融機関が推進すると、進めやすいのかもしれません。
協会・組合目線だとやはり、参加団体を優先せざるを得ないケースが出てしまいますしね。

日本人向けにこのツアーのニーズがあるかはわかりませんが、外国からのお客様を明確に対象とした食事や景観をツアー化し、国内外の観光コンテンツとの違いを明確に説明したら、とても面白いエリアだと思います。
阿蘇や高千穂で感じる自然や非日常は海外受けも良さそうです。

石川|和倉温泉(同10位)
岐阜|飛騨高山温泉(同26位)

観光協会が参画している温泉地のみを見出しでは取り上げています。

キリン✕観光団体で免疫ケアをアピールするコラボ

「グルメWatch」の記事です。
キリンホールディングスと全国24都道府県39の観光関連団体とコラボしてプラズマ乳酸菌のPRを行うというものです。

温泉地に限らずさまざまな観光地とのコラボなので、「温泉+乳酸菌」ではなく「観光+乳酸菌」となり幅広いのですが、「温泉の効能+乳酸菌による免疫ケア」がプラスになったりしたら、集客効果、それぞれのメリットもすごいことになりそうです。

各団体がどういう狙いで連携しているのかの記載はありませんが、39団体を紹介します。

・株式会社 足利フラワーリゾート
・伊豆箱根交通株式会社
伊豆箱根鉄道株式会社
・一般社団法人泉佐野シティプロモーション推進協議会
魚津市
・海の京都DMO/舞鶴観光協会
浦河町
・小田原まち歩き実行委員会
・一般社団法人海峡都市関門DMO
公益社団法人鎌倉市観光協会
・木曽観光連盟
・一般社団法人郡上市観光連盟
・一般社団法人ClanPEONY津軽
琴平バス株式会社
・一般社団法人埼玉県物産観光協会
・The Hidden Japan合同会社
・株式会社シーライン東京
・信州たてしな観光協会
・相馬市
・相馬市観光協会
大和自動車交通株式会社
長崎バスターミナルホテル
一般社団法人ななお・なかのとDMO
南海電気鉄道株式会社
・公益財団法人新潟観光コンベンション協会
・一般社団法人日本旅館協会 東京都支部
・株式会社ノース・スター・トラベル
・株式会社ノットワールド
萩市
一般社団法人飛騨・高山観光コンベンション協会
日の丸自動車興業株式会社
・株式会社 北海道宝島旅行社
NPO法人まえばし農学舎
・株式会社 丸一観光
・株式会社mint
吉野町
・一般社団法人吉野ビジターズビューロー
・株式会社 リョービツアーズ
和倉温泉観光協会
ー出典:「キリンホールディングスニュースリリース

この記事を掲載した運営元のインプレスはさまざまなジャンルのウェブメディアを展開していますね。
かつてのIT・ガジェット寄りから「クルマ」「トラベル」「グルメ」と拡大しています。

 

岐阜|奥飛騨温泉郷(同18位)

地熱発電所が完成、温泉は温泉地へ提供

NHK」から地熱発電所が完成したというニュースです。

発電所を完成させたのは中部電力東芝の関連企業による出資した企業「中尾地熱発電株式会社」。
この企業から温泉宿他へ温泉水を提供している企業「有限会社中尾温泉」へ熱水が無償提供され、温泉宿へ熱水が配られるというものです。

有限会社中尾温泉からは26のホテルや旅館などに温泉を提供しているようですが、公式サイトがなく、施設がどこにあるのかは確認ができませんでした。

地熱発電で組み上げられる温泉が、温泉提供会社からは経費が乗せられるにしても格安で配られ、Win-Winなスキームになりそうですね。
風力発電では景観への問題が取り上げられていますし、地熱発電への注目が集まるのかもしれません。

話がずれますが、最初は「岐阜新聞」の記事を読んでいました。

こちらです。
こちらの記事では、発電所から「中尾温泉」へ「熱水」が配られると書かれていて、混乱しました…
発電事業目線だと「熱水」という言葉のほうが正しそうな感じもします。

静岡|熱海温泉(同20位)

オムロン、アドレス他によるMaaS実証実験を12月から開始

CNET Japan」から、オムロン、アドレス他が熱海でMaasの実証実験が行われるというものです。

今回の実験の内容を引用します。

実証実験meemoは、熱海に別荘を持つ人、ワーケーションで訪れている人などを対象にした地域内の移動サービス。
地元住民ともっとコミュニケーションをとりたいと考えている来訪者に対して、住民がドライバーを担うmeemoを提供することで、移動とコミュニケーションする機会を提供する仕組み。
利用者と住民ドライバーは、専用アプリを使ってマッチングする。
ー出典:「CNET Japan」記事

熱海であり、別荘保有者、ワーケーションを対象としているので、アドレスも参画しているわけですが、他のエリアでも活用できる仕組みになりそうです。

先日訪れた伊豆半島の移住相談会で、東伊豆町伊東市下田市他のブースでいろいろな話を聞きました。
比較的、駅近で生活しやすいエリアでもあったのですが、クルマについては「あったほうがいい」というコメントが全てでした。

東京・渋谷に暮らしてから、車が必要となるシーンはほとんどありません。
渋谷の前に暮らしていたのはロングビーチ(カリフォルニア)なので、車がないと全く生活できませんでしたが笑

物心がついてから暮らしたのは神奈川(横浜)と東京、カリフォルニアしか経験がなく、他にも気になることはありますが、移動手段に関する重要度は高めです。
維持費も考えるとクルマを持たずにすむに越したことはありません。

一応、移住相談会でカーシェアのことも聞いてみましたが、どなたも「聞いたことがないのでたぶんない」ということでした。

個人的にはサービスインまでを急いでもらい、他エリアでも進むことを期待しています。

今回のサービスの公式サイトはこちらです。

「Maasサービス」と書かれていて"頭痛が痛い"のようで気になりました笑

石川|山代温泉(同32位)

「空き家リノベぐらんぷり」受賞者が店舗オープン

北陸放送」から、山代温泉で空き家を活用した店舗がオープンしたというニュースです。

今年初めて、加賀市主催の空き家を活用した企画コンペが行われ、そのグランプリ受賞者が加賀市からリノベーション費を一部負担を受けてオープンしています。

既存ブランドとネーミング(店舗名のAIUEOは加賀発ではなく京都発のブランド)のマッチングもあっての受賞なのかもしれませんが、市外からの目線を持った方が温泉街に新たな風を吹き込むことになればと楽しみです。

そして地元に愛されるようになる必要がありますね。
前述の熱海の記事でも"地元に愛されるMaas"という趣旨のコメントが元記事にありました。

コンペ情報を調べてみようと、検索したのですが加賀市の公式サイトにあっさりと情報が掲載されていただけでした笑

チラシをPDFにしてリンクを貼るくらいなら、noteのように運用が簡単で、広告が掲載されないサービスを利用したほうがいいような気がします。
公共団体の利用も増えていますしね。

鳥取三朝温泉(同41位)・皆生温泉(同62位)

鳥取県内の温泉地として見出しで取り上げており、両温泉地とシステム導入は関係ありません。

温泉宿の宿泊者数予測ができるシステムが完成

山陰放送」の記事です。
AIによる温泉旅館の宿泊者数を半年先まで予測できるシステムが完成したという内容です。

この予測するシステムは旅館単位で導入するべきなのか、予約サイト側で導入してもらえるのと、どちらがいいのでしょうか。
コスト、運用面を考えると後者のほうが利用しやすいような気もします。
大きな規模の施設は別でしょうが。

このシステムに、広告出稿、SNSでの発信タイミングも埋め込まれていると、とても効果的な運用ができそうですね。

群馬|みなかみ18湯(同51位)

オープンハウスが温泉街再生のために1億7,000万円の企業版ふるさと納税

「よい旅ニュース通信」の記事です。
水上温泉の温泉街の再生のために、オープンハウスが企業版ふるさと納税を行ったという内容です。

この寄付は「⽔上温泉街再⽣プロジェクト」で活用されます。
このプロジェクトには同社とみなかみ町、群⾺銀⾏、東京⼤学大学院が参画しており、先月の温泉街活性イベントにも東京大学大学院が関わっていました(関連記事)。

今回は廃墟になっている旅館を再生するために活用するようです。

リンク先のGoogle Mapストリートビューで旅館の建物をご覧いただけます。

以前、みなかみ18湯を訪れた時に横を通りがかっていると思いますがあまり記憶にはありませんでした。
それほどに本当に廃墟化した建物が周辺にあったので…

今回は再生であり、解体するものではないのでしょうが、周辺の廃墟対策も求められそうですね。
廃墟というと鬼怒川温泉はもっと有名になっていますが、それでもアクセスの利便性もあってか他の施設への集客はデータに残っており、温泉宿予約サイト「ゆこゆこ」ではしばらく関東で1位です。

オープンハウスの代表取締役が群馬出身というつながりもあるようで、温泉地から、地方活性への興味を持っていて株を多く持つ代表取締役へ、活性支援を提案(相談?)しましょう。

その他

  • 対象となる温泉地は観光経済新聞による温泉ランキング「にっぽんの温泉100選2021」です。

  • 温泉地名は温泉100選に則っており、掲載はランキング順です。

  • 温泉地情報はスマートニュース、グノシー、dニュースといったニュースアプリで掲載された記事です。

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。