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日本の温泉地の観光からビジネス、ランキングなどさまざまな情報をお届けします

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道後、有馬、雲仙、宇奈月、河口湖他、人気温泉ニュース【温泉地 Biz+(9/4週)】

今週も人気温泉地からの最新ビジネス情報をお届けします。

観光経済新聞による日本の温泉ランキング「にっぽんの温泉100選2021」で選ばれた人気温泉から、人気温泉地が仕掛けるさまざまなビジネス(アイデア)のニュースを取り上げます。
地域活性、地方創生につながっていくことを期待しています。

こちらのページで最新人気ランキングをエリア別に掲載しております。

愛媛|道後温泉(にっぽんの温泉100選2021:4位)

環境大臣から温泉功労者表彰

愛媛新聞から「第41回温泉関係功労者表彰」環境大臣の表彰で道後温泉が選ばれたという記事です。

功労者の表彰が行われていたんですね。
それももう41回目です。
表彰されて、それを取材で取り上げられる。
これを繰り返していく重要さですね。

温泉関係功労者表彰については改めて調べてみるつもりです。

兵庫|有馬温泉(同7位)

サイクルツーリズムの促進にバーチャルサイクリングイベント開催

Bicycle Clubからの情報です。
昨日、サイクリングイベントが開催されました。

温泉の魅力だけでなく、周辺の(自然)環境を活用して集客が行われており、それも現在人気を集めるeスポーツです。

すでに、サイクル、eスポーツのイベントが行われている温泉地がいくつもありますが、しばらくは重要なキーワードになるような気がします。
・現在注目を集めている
・自然環境に優しい
・汗をかいて温泉に入る自然の流れがある
・箱は不要
このあたりでしょうか。

兵庫|城崎温泉(同11位)

ケーキ自販機と撮影スポットを設置

ママテナからの情報です。ケーキの自動販売機が設置されました。

商品が特殊な形状をしていると、販売コストがアップしてしまうような気もしますが、グルメ関連商品のテストマーケティングにも使えるかもしれませんね。

車で訪れるケースが多い温泉街だと、運搬や保冷も気になりづらいのでさらにマッチングしそうです。

御所の湯の横にあります。

栃木|鬼怒川温泉川治温泉(同17位)・湯西川温泉(同59位)

車両改修へクラファン実施

産経新聞からの記事です。
野岩鉄道が観光列車の改修に向けてクラウドファンディングを実施しています。

ピークの1991年と新型コロナの今を比較するとかなりの状況です。

日本の秘境100選にも選ばれた野岩鉄道川治温泉湯西川温泉へ行くにも重要な列車です。

クラファンはこちらで行われています。もうすぐ達成できそうです。

静岡|熱海温泉(同20位)・伊東温泉(同70位)・下田温泉(同92位)

海水浴客数を発表

東京新聞から、東伊豆エリアへ海水浴へ訪れた遊泳客数が発表されたという記事です。

遊泳客数 調査期間:2022年7月9日~8月28日

・熱海(熱海サンビーチ)
 2022年 93,695人
 2021年 土石流災害により海開き中止(2020年 79,614人) 
 2019年 134,700人
・伊東(伊東市全体)
 2022年 47,775人 昨年比133%
 2021年 35,961人
 2019年 87,987人
・下田(下田市全体)
 2022年 241,600人 昨年比105%
 2021年 229,786人
 2019年 413,310人
ー出典:東京新聞記事 

東京新聞記事では客数を漢数字で表記していますが、Blogでは数字表記にしています

密であること、マスクをすると暑い場所でもあることが影響しているんでしょうね。

伊東のゴルフ場は大幅増となっていることから、伊豆エリアそのものが影響されているわけではないかと思われます。

東京新聞の記事内の客数が漢数字になっていて、とっても読みづらいです笑

和歌山|白浜温泉(同33位)

海水浴客数を発表

紀伊民報から、白良浜の海水浴客数の記事です。

前述の東伊豆エリアのデータとは集計期間が異なりますのでご注意ください。

遊泳客数 調査期間:2022年5月3日~8月31日

2022年 292,945人 昨年比170%/一昨年比
2021年 171,935人 
2020年 152,000人
ー出典:紀伊日報記事

昨年比では伊東や下田よりも高い回復率になっています。
昨年比で見ると下田よりも高いのですが、2019年まで海水浴客は40万人を超えていたという白良浜の落ち込みが昨年、一昨年と激しかったというほうが正しいかもしれません。
海水浴からの温泉は今後もしばらく厳しさが続きそうです。

海水浴客のデータを並べて読みやすくしたかったので、偶然に熱海~白浜と続いてよかったです笑

和歌山|白浜温泉(同33位)・南紀勝浦温泉(同99位)

和歌山産梅酒を食前酒として利用拡大へ旅館が協力へ

紀伊民報からの記事が続きます。和歌山の梅酒消費拡大を図るべく、夕食提供時に食前酒として「GI和歌山梅酒」を提供するという内容です。

GIとはGeographical Indicationの略で日本語に訳すと地理的表示となります。
「和歌山梅酒」はGI指定を受け、梅酒の中でも「和歌山梅酒」のGI認証ロゴが貼られた商品は、一定の基準を満たした品質を保持した商品であるということが表示される形となりました。
ー出典:GI和歌山梅酒管理委員会

ご当地グルメとしてもっと積極的にアピールして温泉地、宿泊施設とともにWin-Winになるといいですね。

よく考えてみたら「おいしい温泉地」記事でも梅酒を紹介することが浮かびませんでした。

以前、取引先に梅干加工企業(みなべ町)があったくらいでしたが、ご当地で飲む(飲める)という意識が私にはなかったかもしれません。

近畿圏以外、さらには海外のお客様にも受け入れられる商品だとも思います。
前述の海水浴と違い年中展開できますしね。

さらにおいしい温泉地化することを期待しています。

長崎|雲仙温泉(同38位)

長崎空港から直行バスの運行実験開始

長崎新聞からのニュースです。
9月9日から、長崎空港雲仙温泉を結ぶ直行バスの実証運行を開始するという内容です。

西九州新幹線、そして新型コロナが落ち着いた後のインバウンドも考えると、いい結論に着地することが楽しみです。

現在、雲仙温泉観光協会の「アクセス」ページでは次のように掲載されています。

・全国各地からの所要時間
・県内各地からの所有時間
・JR・バスなどを使った路線案内/乗換案内 → Yahoo!乗り換え案内へ遷移
・自家用車やフェリーを使った乗換案内 → Google Mapへ遷移・駐車場の案内

私は基本的にGoogle Mapで調べて温泉地を訪れますが、それでも電車の乗り換えなど適切ではないルートが掲載されることもあり困ることがあります。

かつて博多駅から阿蘇温泉郷の内牧温泉を訪れた時、きついルートを提示され、大変な思いをしました笑
それ以来、温泉地訪問の場合は、観光協会のページで確認することにしています。

とはいえ、更新頻度が低い公式サイトだと誤った情報が掲載されたままになり、それも問題なので、難しいところですね。
特に新型コロナの影響で路線もありますので。

どこの温泉地かはコメントしませんが、観光協会のサイトに掲載されたバナーのリンク先トップページに怪しい情報が掲載されていました。
にっぽんの温泉100選2021でベスト5に入る人気温泉地です。

今日の記事を作るにあたり、改めて調べてみたらリンク切れになっていました。
バナーはまだ掲載されていますが…

今回の直行バスが正式運行になった暁には、ぜひ空港・最寄り駅からの公共交通機関によるおすすめアクセス案も記載してほしいですね。

富山|宇奈月温泉(同47位)

新観光ルートが2024年に一般開放予定

鉄道チャンネルからの情報です。
かつて発電所の建設時に使われた工事用のルートが開放されます。
もちろん今現在は立ち入ることができないルートです。

名称も「黒部宇奈月キャニオンルート」と、いいとこどりができている気がします笑
鉄道ファンだけでなく、集客につながる人気ルートになりそうです。

開放までの時間もありますし、ゆっくりとしっかりと、情報発信して販売商品を開発して、盛り上がっていくといいですね。

山梨|河口湖温泉(同73位)

ふるさと納税の返礼品に河口湖町限定で使える電子ポイント発行へ

トラベルWatchの記事です。
富士河口湖町が観光支援にむけて、ふるさと納税を行った方の返礼品として、河口湖町が定めた加盟店で買い物や飲食に使えるポイントを発行します。

記事を見ると今月スタートとのことで、河口湖町の公式サイトを調べてみました。

記事と同じイラストが掲載されているのでこの「チョイスPay」のことのようです。
使えるお店が少ないですね。
公式サイトに掲載されていたのは10店舗・施設でした(2022年9月10日現在)。

始まったばかりでこれから増えるのかもしれません。

最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございます。

保冷保温できるサイクルボトルは汎用性高そうですね。

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