にっぽんの温泉100選ニュース

にっぽんの温泉100選から観光だけでなくビジネス情報、そして美味しい情報をお届けします。

にっぽんの温泉100選ニュース

道後、鬼怒川・川治、熱海、嬉野他ニュース【温泉地 Biz+(8/7週)】

今週も人気温泉地からの最新ビジネス情報をお届けします。
⏳この記事は約3,300文字です。約8分で読めます⌛

観光経済新聞による温泉ランキング「にっぽんの温泉100選2021」で選ばれた人気温泉から、人気温泉地が仕掛けるさまざまなビジネス(アイデア)のニュースを取り上げています。
地域活性、地方創生につながっていくことを期待しています。

こちらの記事で人気温泉ランキング一覧をエリア別に掲載しています。

大分|別府八湯(にっぽんの温泉100選2021:3位)・由布院(同9位)・長湯(同95位)
鹿児島|指宿(同8位)・霧島(同23位)
熊本|黒川(同12位)・山鹿・平山(同64位)・阿蘇温泉郷(同84位)
佐賀|嬉野(同25位)
長崎|雲仙(同38位)
福岡|原鶴(同69位)・脇田(同91位)

九州観光機構によるキャンペーン開始予定

今秋から九州観光機構によるキャンペーンが行われます。
詳しい情報までは調べていませんが、すごいことに”九州内の対象施設に宿泊するすべての旅行者が対象”になるようです。

3泊すると5,000円のクーポンがもらえます。
家族旅行で1人5,000円になるのであればかなりお得に使えそうですし、ビジネスの出張でも飲み代に回せそうですね笑

この連携のすごさはさすが九州です。
かつてこの機構を訪問していた時、窓口の方は「でも調整は大変…」という話をされていたことを思い出しました。

そういえば機構の名前が変わっていたんですね。
以前何度か訪問した頃は「九州観光推進機構」でした。

この機構は観光関連のみならず多くの企業が会員になっています。
九州の名だたる企業はみんな参加しているのではないかと思えるくらいであり、オフィスは電気ビル(九州電力グループ)にあります。
窓口の方も九電からの出向でした。
もちろん麻生グループ各社も会員です。

愛媛|道後(同4位)

松山市長が落語で魅力発信

さすが道後ですね。
そして市長のノリの良さも素晴らしいですね。

岡山大学時代に落語研究会に入っていたこともあるとはいえ、驚きました。
動画を見てみたところ素人レベルではないので、改めて調べてみたら南海放送の元アナウンサーだったんですね。

とはいえ、知名度だけでなく昔とった杵柄を地域活性のために活かすことは素晴らしいです。

兵庫|有馬(同7位)

お試し移住・就労体験サイトが公開

有馬温泉を含めて就労体験ができるというニュースです。

移住にはその先での収入が必要になります。
移住促進にあわせて現地での就労体験も提供するスキームは今後も増えるかもしれませんね。

この記事では分からなかったのですが、実際のサイトを読むと転職マッチングなイメージで、転職前に実際の体験ができるというもののようです。
就労体験して終わりではなく、あくまでその後(条件などがあえば)転職することを前提としているような印象でした。
移住に関しては住居などのお試しはありません。

今回の有馬温泉では以下の2案件が記事には掲載されていますが、実際のサイトには未掲載でした。

・接客補助体験 中の坊瑞苑
・店舗体験ほか 炭酸力

なお、SNSでこの体験に関する投稿をすること等で滞在費の補助(近畿圏:3,000円/泊、近畿外:5,000円/泊)もあります。

山形|蔵王(同30位)・かみのやま(同77位)
新潟|越後湯沢(同83位)
北海道|定山渓(同39位)

国際競争力のあるスノーリゾート形成促進事業選定

人気温泉地は雪国にも多く、それこそ蔵王は温泉リゾートとスノーリゾートが一体化しているといってもよいかもしれません。
今回10地域が選定されたうち、3エリアが温泉100選2021に選ばれていました。
同じ市内という括りでピックアップしています。

・札幌(北海道札幌市)/スノーリゾートシティSAPPORO 形成計画「SNOW SAPPORO ~Powder in the city~」/スノーリゾートシティSAPPORO推進協議会

蔵王(山形県山形市上山市)/“世界の蔵王”に連れてって Can you take me Skiing in Zao The Resort?/おもてなし山形

・湯沢(新潟県湯沢町)/湯沢町スノーリゾート形成計画 ~スノーエントリー層に世界一やさしい、多様な山の楽しみ方があふれる身近なスノーリゾートYUZAWA に向け湯沢町観光まちづくり機構

早く新型コロナが落ち着いてインバウンドが再開することを期待しています。
蔵王共同浴場なんて海外のお客様にとっては、スキー以上に非日常を体験できそうですよね。

栃木|鬼怒川・川治(同17位)

オープントップバスツアーの実証実験

この時期は暑すぎるのかもしれませんが、風を感じて巡るツアーは気持ちよさそうです。

この実験でどういう結果がでるんでしょうか。
屋根がないことで密を避けられると感じて参加するのか、もう今は密をさけるか否かで旅を選んではいないのか、結果を知りたいです。
密を避けられる自家用車で来る方はそもそも自家用車で観光地を巡りますし、そうでないと鬼怒川駅までは屋根のある公共交通機関を使いますしね。

島根|玉造(同16位)

新型コロナ以降予約好調

新型コロナにより外出自粛、イベント中止が続いていましたが、今年は多くのエリアで再開されています。
春の大型連休でも3年前と比較しての回復率が60%以上になっているエリアはいくつもあるので予約数が最多になっているエリアは多いと思います。

ただ現在も活発な新型コロナの状況下、今夏の予約、来場者状況は全国的にどんなデータになるのでしょうか。
コロナだけでなく大雨、地震の影響もあります。
閑散期はコロナ状況前には戻れないかもしれません。
観光以外のビジネス検討も進めるべきかと思われます。

ブームとは言わないまでもトレンドになっているワーケーションはその一つでしょうか。

温泉地の環境によりますがキャンプ関連は、これから準備するとすればもう機を逸したように感じます。
1990年代の第一次ブームよりも今回のブームは裾野が広く、ブーム後もマーケットが維持されそうですが、それでも昨今のようにはいかなくなるでしょう。

山ブームが来て、すぐにブームが去った頃、こんな言葉を聞きました。
「山ガールはみんな、もう山を降りた」
山スカートの在庫がだぶついて困っているという話でした。

静岡|熱海(同20位)

初音ミクコラボのイベント開始予定

初音ミクの15周年にあわせてのイベントが開始予定という記事です。

首都圏からのアクセスがよい熱海は、温泉顕在客よりもこういった温泉外コンテンツとのコラボでの集客イベント、アートでの移住促進でいい気もします。

周辺エリアでも”温泉がある”ではなく”温泉もある”ことで首都圏からの来客を狙うべきかと思われます。
もちろん歴史や文化を捨てるということではありません。

佐賀|嬉野(同25位)

新幹線駅開業にむけシンポジウムが開催

嬉野市によるシンポジウムが行われた記事です。
市の公式サイトにシンポジウムのサマリー資料を探してみたのですが見つからず、掲載記事の内容までとなります。

おもてなしの気持ちは新幹線駅ができようができまいが変わらないと思いますし、来客が急増すると気持ちが分散するかもしれませんしね。
長い目で見て「また来たくなる」と思うおもてなしを否定するわけでは一切ありません。

かつて訪れた昼神温泉(にっぽんの温泉100選2021:36位)で、いくつもの宿泊施設で入り口に立っている方々からの気持ち良い声がけなど、いまも鮮明に覚えています。

とはいえビジネスです。
記事では「観光立国の正体」の著者で国が選定する「観光カリスマ」の山田桂一郎さんのコメントがあります。

山田さんは
「駅の乗降客数や観光客数ではなく、どれだけ稼いだかに着目してほしい。
安売りではなく、適正な価格で適正な規模の観光地を目指し、
本質的な価値を踏み外さないでほしい」と述べた。
-出典:佐賀新聞記事

嬉野温泉の現在地は?」「適正な嬉野温泉とは?」「本来の嬉野温泉とは?」を考えてみるには、今回の新幹線駅はいい機会だったのかもしれませんね。

 

毎年8月号の特集は「トップ人事」です。

 

最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございます。 

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